健康への考え方 2026
「健康」とは?‐共通概念‐
多くの人たちが 健康=病気がない だと思い込んでいます。
一部では血液検査の異常値も健康ではないと考えるかもしれませんが、それでもほとんどの人たちは「病気や症状がないから大丈夫(健康)」と考えています。
しかし、実際にはそうではありません。
健康とは、身体のすべての機能が理想的な状態で働いている状態です。
病気とは、機能が下がった先の器質的変化です。
そして、ほとんどの人が「理想的な状態」と「病気」の間にいます。
理想的な体の状態は維持できない
理想的な体の状態、つまり身体の全てが適切に働いている状態を維持することは非常に困難です。
私たちの体は常に障害にさらされており、常に機能が下がってしまう環境にいるのです。
例えば、ガソリンを給油する際にガスを吸い込んでいたり、タバコの副流煙を吸い込んでいたり、鶏肉に含まれるヒ素を摂取していたり、タンスの角に足の指をぶつけたり、ペンを強く握りすぎて指にタコができたり、お酒やコーヒーを飲んだり、砂糖をたくさん摂ったり。
私たちの生活すべての行動が機能を妨げる要素になるのです。
しかし、一方で、その経験が身体の健全性を保とうとするためにも働いています。
これは押し問答をしたいのではなく、事実です。
つまり、私たちの脳は常に理想的な体の状態を保ちたいし、保つために変化を繰り返しています。
最も恐ろしいのは、機能が下がりすぎてしまう状態です。
機能が下がるのは病気ではないが健康ではない
機能が下がってしまうと何が起きるのでしょうか?
問題が発生する部位によっても違いますが、多くの場合に次のようなことが起こります。
- 生活サイクルが変化する
- 睡眠サイクルが変化する
- 倦怠感を感じる
- 集中力が下がる
- 記憶力が下がる
- 便秘になる
- 言葉に詰まる
- 胃が持たれる
- などなど
些細な変化は機能が下がっている表れです。しかし、それは一瞬であれば気のせいだと思うかもしれません。何度も続けばこれはおかしいと思うかもしれません。ずっと現れれば脳梗塞をしているのかもしれないと思うかもしれません。
機能が下がることには段階があります。しかし、最初はかならずごく小さな変化を起こします。ですが、この段階では全く病気ではありません。しかし、健康な状態とも言えません。
機能低下は防げないが、回復は促進できる
機能は常に下がるのですが、脳は常に健全に保とうとします。
私たちの意識は、より注意深く機能の低下を防ぐことに注力するべきです。
それは、脳の働きを助け、より一層健全さを保とうと勝手に努力してくれます。
そのために、様々な食品への意識や季節性の習慣、環境毒素の摂取への配慮が必要になってきます。
私たちの脳は理想的な健康を維持するためにビタミンを欲するし、繊維を欲するし、タンパク質を欲します。そして、タンパク質は夜よりも朝と昼により必要になるし、繊維は夜に特に必要になります。
カイロプラクティックがすること
私たちは健康問題を生じている、特に機能が下がっている個所を分析し、何が問題であるのか検討します。
また、私たちの体は常にネットワークを構築しているので、機能が低下することで情報の滞りが生まれると他所への影響が必ず生まれます。
多数の下がった機能、うまく働いていない機能を分析して、どのような方法がもう一度理想的な機能を働かせるのか検討します。
カイロプラクティックを利用される方の多くが、様々な症状を複雑に呈しています。それは、様々な部位で機能を適切に維持することができない状態です。
自浄努力によって回復できないほどに機能が下がっている体は時に病気の手前かもしれませんし、まだまだ病気には至らない、十分に回復できる場合かもしれません。
そして、多くの人たちが痛みを経験しており、痛みによって損なわれた機能はかなり広い範囲で問題を複雑化させています。
カイロプラクティックはそれらの問題を回復させる手順を検討し、回復に至るプロセスを導く手助けをします。その過程の中ではトライ・エラーも多く、右往左往しながらもどのような手順によって回復に至ることができるのか検討しています。
そして、痛みや症状が軽減した人たちの多くは、再び様々な機能を下げる行動をとってしまいます。睡眠障害、アルコール、食習慣、栄養バランスなど様々な行動によってふたたび身体の機能が下がってしまいます。
若槻カイロプラクティックで行っているのは、それらを認識して改善行動に移すことを目的の一つにしています。様々な習慣、誘惑・・・私たちの取り巻く環境は非常に複雑です。
健康であるための努力はとても幅広く、自分自身ではわからないことが多いのですが、私たちの体の変化はつぶさに理解してあげることが健康維持へのポイントになっていきます。
