謹賀新年

2025年今年もよろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

 

若槻カイロプラクティックは今年で12年目を迎えました。

 

カイロプラクティックの大学を卒業し、カイロプラクターとして従事して19年目を迎えます。

 

多くの方々が様々な症状を訴えてお越しになったのを改めて思い出します。

 

症状が改善して喜ばれた経験も多数ありますが、症状の改善に導くことができなかった方もおられました。

 

改善できたケース、できなかったケース、長期的な改善に取り組んでいるケース。

 

どれもが私に課題を与えてくださいました。

 

 

その度に勉強する機会になったことに改めて感謝申し上げます。そして、私自身の力不足により結果を示すことができなかったことに歯がゆさを感じ、謙虚に、より一層精進すべきと日々感じました。

 

 

 

理念:カイロプラクターは地域社会の健康に寄与するべき

 

カイロプラクティックにはWHO(世界保健機構)に属する世界カイロプラクティック連合(WFC)が世界的なカイロプラクティックの方向性や基本理念、行動理念、教育など様々な指針を示します。

 

WFCには基本理念と20の原則が示されており、その中に

 

11.我々は、カイロプラクターは地域社会の健康増進のための責任ある公衆衛生の提唱者であるべきだと信じています。

 

として、地域社会の健康に寄与するという目的が示されています。

この18年間、私たちが地域社会の健康に貢献していると信じて続けてまいりました。

 

そしてこれからも若槻カイロプラクティックは地域社会の健康増進のために貢献し、より良いカイロプラクティックを提供することを目指してまいります。

 

高齢化社会に向けて当院ができること

 

2024年は約3割が65歳以上となる年でした。「少子高齢化」という言葉は以前から耳馴染みがありますが、今後とも益々高齢化社会が進んでいくでしょう。

 

私たちが加齢に伴って身体的、精神的、環境的など様々な変化を生じていきます。

 

これらの変化はいずれも健康寿命を縮める場合があれば、伸ばす場合もあります。

カイロプラクティックには「健康寿命の延伸に寄与する」という目的もあります。

 

そして、国際的に普及しているカイロプラクティックは人々の機能回復や健康増進に役立つ補完医療(現代医療を補完する医療)であり、腰痛などの筋骨格系疾患に対する効果が研究により注目されています。

 

法制化された国々では、カイロプラクターはプライマリケア医療従事者として人々中心のケアを実践する立場にあり、多職種連携による協働ケアが行われています。

 

 

具体的にはフレイル予防に貢献する可能性があります。

 

痛みを除去・予防することで障害による社会との隔絶を防ぐ可能性があります(怪我や痛みで日常生活が送れなくなることを防ぐ)。

 

 

私たちが社会の中で日常生活を変わらず送り続けることができることは、生活の大切な基礎です。

 

若槻カイロプラクティックが貢献できることを日々広げ続けてまいります。

 

今年も学び、精進いたします。

 

まだまだ分からないことばかりだと感じる毎日ですが、カイロプラクターの役割として地域社会の健康に寄与するためにも専門家として科学的根拠に基づく適切な情報提供と施術を心がけてまいります。

 

カイロプラクターとしてより適切で根拠のある施術を行えるよう学び、勉強し続けてまいります。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。