症例報告:物事に意欲的でなく、他人の気持ちが理解できなかった

ある日、お母さんが中学生になる子供を連れて来院されました。

当初、この子は肩の痛みを訴えて来られ、肩を動かすと痛みで顔をしかめていました。

 

肩そのものの問題は大したことなく、1回の施術で8割がた痛みは消失しました。

ところが、真の問題はそこから先にありました。

 

お母さんに子供の様子を伝えている中で、子供の性格について話が広がり、実はこの子は次のような問題を抱えているような気がする。と話がありました。

 

  • 人の気持ちを表情などから読み取ることが困難な様子
  • 人がなぜ怒っているのかわからない様子
  • トイレに入ると長らく出てくることがない
  • 聞いても学校生活について話をすることがなく、友達がいない様子
  • 同級生と喧嘩をしても、両親と話をすることがない
  • 集中力が続かず、何事も意欲的になりきれない
  • etc

カイロプラクティックでできることは限られていますが、この子の問題を聞き、脳神経系の働きを注意深く検査することにしたところ、いくつかの問題を見つけることができました。

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肩の痛みの施術がひと段落ついた頃から、脳の働きに注意を向け、様々な検査をすることにしました。

すると、明らかな脳神経の働きにおける問題があることがわかりました。例えば・・・

 

  • 片足立ちをすると極端にバランスが悪い
  • バビンスキー反射が出る
  • 眼球の運動に左右差がある
  • etc.

 

様々な脳神経系の問題が片側に出現しており、それらの問題が出現しなくなるようにカイロプラクティックの施術を進めることになりました。

 

・・・施術を始めてから、1月が経った頃

 

今まで、トイレに行くと長らく出てこなかったのが、比較的短い時間で出るような現象が表れ始めました。それに加えて、片足立ちのバランスも改善傾向になっていました。

 

お母さんからも「先日、学校での様子を家族に話すことがあり、これまでと違う様子が見て取れるようになってきました」と話をいただきました。また、言語関係の授業は特に意欲的でなかったのが、英語の勉強を自分からしている様子があり、そこにも改善を感じたとのこと。

 

 

発達上の問題なのか、何かしらの外傷による問題なのか。様々な原因が考えられますが、脳神経系の左右差、明らかな問題が表れていたこと(*病的ではない)が他の子供たちに見られない行動を起こすようになっていたことが推測されました。

 

このような現象は、多々ありますが、どこまでカイロプラクティックで影響を与えられるか疑問があったものの、良い方向に進むことができたよい例でした。

 

 

両親からも「カイロプラクティックがこのようなことにも対応できるとは思っていませんでした」との言葉がありました。カイロプラクティックで必ずしも期待できる効果ではありませんが、変化を与えることのできる可能性のある問題でした。

 

何か気になる事がある場合には、ぜひご相談ください。

 

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若槻カイロプラクティック

Tel. 0852-20-2040