ケアンズで学んだこと Day 1

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4月18日

 

待ちに待った日がやってきた。

この日は午前中ほど仕事をして、午後から東京へ向かう日。その後、成田に移動して、9時前に出発するオーストラリア・ケアンズ行きの格安飛行機に乗る予定だった。

 

東京のT村先生(臨床家として大先輩になります)と合流して、出発までの3時間をどうやって過ごすのか話をして、とりあえず食事を。

 

久しぶりの成田空港&海外ということで、気持ちは少し高ぶっていた。

また、19日からのセミナー資料の翻訳がまだまだ残っていたので、それを機内でやらなければと思いながらいたことも関係していたかも。

 

機内では、少し寝ては翻訳作業をしていた。T村先生も資料を見ながらメモを取っていたので、お互いによい刺激になっていたように思った。

 

4月19日

 

早朝5時過ぎにケアンズに到着した。

あまり寝ていなかったので、正直降りてからどっと疲れがでた。もっと寝ておけばよかったとちょっと後悔。

 

とりあえず、タクシーに乗って、Early check in の予約をとっていたホテルへ。

窓前回で、豪快にドアをバンバン開け閉めするタクシー。急カーブにスピードを落とさないその様子に、「あぁ、ここは日本ではないな」とか思った。そして、朝日がとてもまぶしい。

 

15分程度でタクシーはホテルに到着。

カンファレンス(セミナー)会場は8時から受付開始だったので、2時間くらいはある。とりあえずシャワーを浴びてみると、途端に眠気が襲う・・・

 

それでも、T村先生は久しぶりの海外にウキウキした様子だった。

二人とも順番にシャワーを浴びて、仮眠もとらず「とりあえず会場まで散策して歩こう」ということになった。

 

 

朝食も食べていないしね。

15分ほど歩いて、カフェを見つけた。朝食を食べないといけないので、とりあえずここで朝食を食べようということに。

 

パニーニ AU$ 8 = ¥880

ジュース AU$ 4 = ¥440  合計:¥1,320

 

か・軽く食べるつもりが、ものすごく高い!高いよ。

 

味よりも値段に驚きを隠せないまま、8時を回ったので、いそいそと会場へ移動。

1日目は8:30~18:00までセミナーがびっしり詰まっている予定だった。

 

 

そして、僕が最も注目していた講師 Dr.Richard Belli の講義があったので、とても興奮してた。

彼の講義は僕が今勉強しているものに関連しているので、彼のセミナーさえ聞ければ、それだけで目的の半分は達成。さて、その内容といえば

 

大脳の話、感覚野(ウェルニッケ野とか、運動前野とか)、歩行検査、緊張性迷路反射、緊張性頚反射、レンショー細胞やグリア細胞、血液脳関門、星状細胞やミクログリアなど。それらを踏まえて、様々な脳神経経路への影響といったことを勉強しました。

 

まるで機能神経学といった内容でしたが、カイロプラクティックのテクニックとしても重要なお話でしたよ。特に僕たちカイロプラクターは脳の機能に影響を与える施術をしているので、正しく効果を出すためにたくさんの情報をもらいました。

 

 

午前中はDr.Richardの話で終わり。

昼食の時間は30分しかなかったので、あまり食べることはできず(朝食であの値段だったので、とても昼食を同等の金額で食べる気にはならなかったんだけど・・・)。

 

午後からも、ストレスの話や大脳辺縁系、唾液ホルモンといった興味深い内容ばかりだった。

 

 

ただ

 

 

飛行機疲れがここでピークに達し、こんなに眠いというのは経験したことがないくらいに睡魔が襲っていた。睡魔と闘いながら、うとうととしつつ、10時間近くに及んだ1日目が終了した。

 

終わってから、BBQに行こう!と現地のドクター達に誘われるが、とてもそんな元気はない。

夕食を適当に済ませて、さっさとホテルに帰って寝たいと思っているところだ。

 

 

2日目に聞いたけれど、そのBBQでは、クロコダイルを抱っこしたり、蛇を体に巻きつけたり・・・想像しただけでも「無理だよ・・・」ということをしながらのBBQで、参加しなくてよかった・・・と思った。

 

 

写真は、夕食の1品。

疲れているから、おいしいものを食べてさっさと寝よう。というのが流れだった。

 

AU$45

 

という高額にもかかわらず、昼食もまともに食べていなかったので、そこのフレンチで食べることにする。メニューの内容は全く覚えていないけれど、面白い味だった。

 

$45もするコースメニューなのに、3品しか出てこないあたりはビックリするよ。

それが、あっちでは普通なのだろうか?

 

 

何はともあれ、1日目の行動をすべて終えて、僕とT村先生はホテルに帰って、あっという間に眠った・・・翌朝は6時に起床だ。。