Medical News Todayに昨日の日付で紹介されていた記事が少し興味があったので紹介しましょう。
Mentally Ill People Smoke A Lot More Than People Without Mental Illness
Article Date: 05 Feb 2013 - 13:00 PST
精神疾患を持つ人は持たない人に比べて喫煙率が高い
アメリカ人の精神疾患を持つ人の喫煙率は、精神疾患を持っていない人の喫煙率よりも70%近く高い割合です。
喫煙は死亡を引き起こす原因の一つですが、アメリカでは年間443,000人の人が喫煙が関係する疾患で亡くなっています。喫煙によるリスクとしては慢性肺疾患や種々の癌、心筋梗塞や血管系疾患などを引き起こします。
筆者が述べるには36%の精神疾患を有する人々が喫煙者であり、21%は非喫煙者と説明しています。
アメリカでは精神疾患を有する患者はおおよそ20%にのぼろうとしています。おおよそ5人に1人の割合で疾患を有することになります。さらに若い世代になれば、割合は高くなり、貧困層になるほどに増加傾向にあります。
さらに、喫煙をやめるために増えてしまう喫煙量もあり、精神疾患を有する喫煙患者では疾患を有さない人たちに比べて喫煙量は多く、おおよそ月に20箱多く吸っており、年間では240箱多く吸っていることになります。彼らは禁煙をすることは非常に困難なことでしょう。
※
その他は日本ではあまり関係のない話だったので割愛。
タバコはやめるべきでしょう。というのは僕も思います。ストレスになるからやめられないのではなく、ストレスを作り出す因子としてタバコがあります。また、上記でもあるようにタバコ由来の病的疾患もありますが、その他にも種々の機能的な低下も生み出すでしょう。身体の機能が低下することで、不定愁訴を作り出すケースも多々あります。